楽曲大賞2005上半期
コンサートやイベントで盛り上がっている中、空気読まないカンジで申し訳ない。ショウガナイじゃん、参加してないんだからさ...
・ハロプロ楽曲大賞2004(←昨年の私的順位)
・ハロプロ楽曲大賞(エスロピII)
去年、選考に苦労したので上半期(12月〜5月)の段階での暫定順位を決めたいと思います。
ASAYANという「娘。に対して変化を促す番組」が終了して以降、いつの間にか自分はハロー(というよりモーニング娘。)に対して、安定を求め、保守的な考えが大半を占めていました。
しかし、この半年間はかつての「ロック」なモーニング娘。を彷彿とさせるがの如く、激動の月日が続きました。
・安倍なつみの一連の騒動...
・飯田圭織の卒業...
・松浦亜弥の熱愛報道...
・矢口真里の突然の卒業...
・モーニング娘。第7期メンバーの加入...
・石川梨華の卒業...
激しいね。
ヘタレな自分には激しすぎて、ついて行くだけで一杯一杯だよ(笑)
でも逆に何故か?CDの発売の方は少なめ。
卒業やら何やらで頭数は揃っているのに、何故でしょう?
ごっちんに至ってはシングル発売なかったからねぇ〜
う〜ん...
とまぁ、無駄話はここまでにしといて順位の発表をします。
前回と同様、選考は基本的にCD音源でのみ判断しています。
ではでは...
□
■第5位:安倍なつみ・石川梨華/GOOD BYE HELLO(0.5)
この曲が使われたのは、2003年のクリスマスイヴにNHKで放送された「ラストプレゼント」。*1
エンディング曲として使われたこの曲は、ドラマの情景とも良くマッチし、短い曲ですがなかなか完成された楽曲に仕上がっていると思います。
そして何より、演技面ではいざ知らず、楽曲面でこの二人がこのように交わるとは意外以外の何物でもありませんでした。
娘。の「顔」であるなっちと娘。内随一の「人気者」であるチャーミーがデュエットしたこの曲は娘。の看板(当時)二人が生み出した偶然の産物なのかもしれません。
□
■第4位:田中れいな、村上愛、鈴木愛理/好きになっちゃいけない人(2.0)
ALL FOR ONE & ONE FOR ALL ! (初回生産限定盤)
- アーティスト: H.P.オールスターズ,稲葉貴子,田中れいな,大谷雅恵,村上愛,柴田あゆみ,鈴木愛理,松浦亜弥,つんく,鈴木Daichi秀行,平田祥一郎
- 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/12/01
- メディア: CD
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・2004年、ZYXのメインボーカルとして「白いTOKYO」が楽曲大賞で2位をとった村上愛。*2
その3人によって結成?された偽あぁ!とも呼びたくなるような3人組。
言い換えると、ハロプロ内、平成生まれで歌唱力のある3人とでも言いましょうか。
この曲は、過去れいなが関わってきた楽曲の中で最も彼女の声色(声質)に合っている曲ではないでしょうか。
あのハスキーな声が、曲の細部にまで染み渡っている気がします。
そして他の二人も、れいなをカバーしつつ、うまく歌いこなしています。
夏焼さんはベリーズの方で大忙しだから、この3人であぁ!として再デビューしたらどうでしょう?
c/w曲ですが、それぐらいの完成度を誇っていると個人的には思っています。
□
■第3位:モーニング娘。/ラヴ&ピィ~ス! HEROがやって来たっ。(2.5)
- アーティスト: モーニング娘。,つんく,松原憲,鈴木俊介
- 出版社/メーカー: アップフロントワークス(ゼティマ)
- 発売日: 2005/01/19
- メディア: CD
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飯田圭織の卒業ソングは事実上こちらと言うべきなのでしょうか??
この曲を聴いて何の感情も抱かないようなら娘。のファンをやめたほうがいいんでない?ってぐらい愛されるべき、愛すべき曲だと思います。
この曲をシングル曲として発売できないのが非常に悔しい。しかし、それが今の娘。の置かれている現状なんだと認識すべきなのかもしれません。
娘。のメンバーにこう言ってあげたい...
答えなんかは無いけれど 幸を願おうと...
□
■第2位:後藤真希/ステーション(2.5)
後藤の進化を確実に感じれられる楽曲に仕上がっていると思います。
この難易度の高い曲を歌いきれる彼女の実力に改めて驚かされました。
しかしながら、アルバム曲にクオリティーの高い楽曲を擁しながら最近シングルで結果が出ないのは何故なのでしょうか?
□
■第1位:モーニング娘。/レモン色とミルクティ(2.5)
一位にしたのは楽曲として優れているということではなく、この曲が導くグループとしての方向性へ対する期待の表れ。
今の娘。に必要なのは、商業的に宣伝できる話題性のある曲(THE マンパワー!!!)でもなく、歌唱力アップにつながる難しい楽曲(大阪 恋の歌)でもなく、この曲のように娘。の結束力と地盤を作れるような楽曲だと思うのです。
正直、この曲を始めて聴いた時「時代は5期6期」だなぁ〜と感じましたが、現在本当にそのようなグループ構成*3になってしまったことは喜ぶべきことなのでしょうか。
(追記)<総評>
特に意識したわけではありませんが、結局は娘。本体中心の構成となってしまいました。
今回の楽曲は、じわっと後からくるものが多く、聞き込んでくると『これはこれでいいなぁ〜』と思う楽曲多かった気がします*4
それで↑の結果に一言二言付け加えさせていただきます。
自分は今回、一位に値する楽曲は「声」だと思っています。
良質なバラードであり、娘。にしては(というよりつんく♂さんにしては)珍しく、タイトルにヒネリが無く、逆の意味を読み取ると、ストレートに楽曲として勝負してきたなと言えるのではないでしょうか。
唯、CD音源を聴くかぎり...まだ彼女たちは歌いこなせていないと感じられるのです。
曲を自分のものにできているのは、藤本のみ
百歩譲って、吉澤と高橋...
その他のメンバーはまだこの曲を自分のものにできるだけの技量がない気がするのです。
それを象徴しているのが田中れいな。
↑の文章を見て分かるように、自分は彼女の歌唱力を高く評価しているのですが、残念ながらこの曲に関しては...声色が合ってないと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、まだ彼女の実力からすると到底納得のいく出来ではないと思います。
このようなことを考慮して、「声」を1位から外しました。
できれば、この曲はもう一度録音しなおしてもらいたいと思います。
ボイトレによって進化したれいなの「声」、みなさんは聴きたくありませんか???
(追々記)
その他の曲について
■ALL FOR ONE & ONE FOR ALL !
一般受けも良い曲。実際、自分の親も「いい曲だね」と言っていた気がします。
でもこういう曲と言うのは、楽曲に対する「思い入れ」だったり「歴史」だったり...
そういう付加価値的な部分が占める割合が大きいと思います。
しかし、残念ながら自分にはH.P.オールスターズというグループに対してそのような感情を抱くことができません。
個人的な見解ですが、この曲は娘。とその卒業メンバーのみで歌って欲しかった。
そこには、積年の思いと積み重ねた歴史がある。
このメンバーで歌ってくれたのなら、文句なしにNO.1に押せる楽曲だと思います。
■ずっと好きでいいですか
『この古めかしいテイストは何?』
と思っていたら、つんく♂さん作曲ではないのね。妙に納得...
大量にCMで流されたお陰で耳に残っている楽曲ではありますが、ファンが松浦に求めている楽曲では無い気がして仕方ありません。
■スッペシャル ジェネレ〜ション
オリコン7位というのは、握手会効果かな?とも思いましたが、確かに巷で言われているようにベリーズにはいい楽曲が割り当てられている気がします。
自分もこの曲を(電車内で)いつの間にか口ずさんでいて「ヤバイ」と口を塞いだ経験がありますからねぇ〜。
でも、CD音源のみではまだ勝負できる段階ではありませんね。
まぁ、彼女たちの売りは「楽曲」ではなく「楽曲を歌っているときの彼女たち」ですから...
■□■
↑のように12月から5月の順位をつけましたが、実はもうすでに順位が入れ替わっています。食い込んできたのはエレジーズの「印象派 ルノアールのように」。
う〜ん、いい曲^^
今年の1位はこの曲か!?