思い描いていた通りの結果となりました。第49回 有馬記念(G〓)04/12/26 15:25発走
1着 ゼンノロブロイ    牡4 ペリエ   2.29.5(R) 508(+6)
2着 タップダンスシチー 牡8 佐藤哲三  1/2馬身 504( - )
3着 シルクフェイマス  牡5 四位洋文  1 1/2馬身 480(+14)
4着 ダイタクバートラム 牡6 武豊    1馬身 498(0)
5着 デルタブルース   牡3 ボニヤ   クビ 530(+18)

「レコード決着になって良かった...」それが正直な感想です。
競馬は時計でその馬の強さが決まるわけじゃない。まして今日の馬場条件では、高速決着になることはある程度予想できていました。
ゴール前...
一昨年の有馬記念を思い出しました。
単騎で逃げたタップをクリスエスが差しきったあのレースを。


今のタップとあの時のタップを単純比較することはできませんが、体調面も考慮すると2年前の方が上だったのでは?と自分は考えています(タップのピークは去年の夏〜秋だと考えていたので...)
その上、一昨年のクリスエスはもっと厳しい位置からの差しきり勝ちでした。
タイム以外で上回れる要素がありません。
それだけに、このレコードには価値があります。


ロブロイと同じようにトリプルクラウンを達成したテイエムオペラオー
あれだけの結果を残しながら、同馬がそれに見合うだけの評価をされていない原因の1つが持ち時計でした。「展開」を制することにより勝ちを重ねてきた同馬は、タイム的には標準以下のものがほとんどでした。
どんなに強くとも、タイムが悪ければ「他の世代じゃ通用しないのでは...」と思われても仕方ありません。それが競馬です。


優勝おめでとう。
私はロブロイのトリプルクラウンにケチをつけるつもりは全く御座いません...w

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■ぺリエの騎乗技術には感服せざる終えない。
スタートが悪かったにもかかわらず(後ろから5番目あたり)、状況を読み、すっと先行させるその手綱捌きには恐れ入る。


優勝インタビューで「超気持ちいい!」と口ずさむぺリエ
あんた、すごいよ
今年最後に、その言葉を持ってくるとは...(笑)
場の空気を読むセンスも群を抜いているよ!!


■タップの走りには驚かされた。
結果的にはこの馬も29秒台で走りきったことになる。
この体調、この年齢にてこのレース...
この馬はホントに底が見えない。
引退撤回はどうなることやら??まだ走れることは、今日のレースで証明されたようだ