楽曲大賞2004
大分遅くなりましたが、今年の楽曲大賞を発表します。
ハロプロ内も年々多様化し(というより細分化かな?)、1つの1つの曲にじっくり接することができなくなってきました。
あまり喜ばしいことではありませんね。
でも、こういう機会を通して、この一年の楽曲を聴きなおしてみると...思うんですよ。
まだまだつんく♂ハロプロも捨てたもんじゃないね(笑)
だって、選ぶに3日もかかったもん^^
・第3回ハロプロ楽曲大賞2004
選考は基本的にCD音源でのみ判断しています。
テレビ出演だったり、ライブ(DVD)でのパフォーマンスで曲に対する印象はガラッと変わるものですが、楽曲大賞と銘打っている以上、やっぱりヲタにしか通用しない限られた領域で選考してはいけない気がするんですよ。
今の閉鎖的なハロプロ界にあって、楽曲大賞は数少ない「内と外、両方にベクトルが向いている」トピックだと思うので...
前置きが長くなりました。
ではでは発表...
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■第5位:安倍なつみ/あなた色(0.5)
正直、自分にはピロリン*1の音楽性とかは理解に苦しむのですが(映像を見ながらなら楽しめるんですけどね)、この曲は何の抵抗もなく
「安倍なつみ」の作品として受け入れることができました。
「あなた色」は彼女のツアータイトルにもなりましたが、「ふるさと」「22歳の私」と共に安倍なつみの代表曲としていくべき楽曲に仕上がったと思います。
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2003年に発売の楽曲。
Berryzがデビューする前で、この頃はキッズのキの字も知りませんでした(今も詳しくは知りませんが..)
ZYXについても、「矢口が犠牲になっている」という印象しか持っていません...
でしたが、考え改めました!!
メンバーやグループに対する思い入れが小さいので、逆に単純に楽曲のみに聞き入ることができました。特に村上愛の声は楽曲の柱になっていて、かなり好印象を受けました。
Berryzにもこういう楽曲を歌って欲しいところです...
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- アーティスト: 後藤真希
- 出版社/メーカー: ピッコロタウン
- 発売日: 2004/01/28
- メディア: CD
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何故なら、多くの一般の方はこの楽曲を聴かずして*2、(毛嫌いに近い形で)ハロプロの曲を避けてしまっているのだから...
ピアノ主体のクラシック調。
重厚のサウンドと後藤の声色が見事にマッチし、ハロプロ1のバラード曲に仕上がっていると思います。
スクランブルで大盛り上がりの会場が、一転、ライトダウンして静まり返った壇上でこの曲が歌われたら、どんなに素晴らしいことか...*3
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■第2位:ミニモニ。/ズキュンLOVE(2.5)
- アーティスト: ミニモニ。,つんく,森高千里,高橋諭一,渡部チェル,ダンス☆マン,小西貴雄,田中直,鈴木“DAICHI”秀行,アキラ,湯浅公一
- 出版社/メーカー: アップフロントワークス(ゼティマ)
- 発売日: 2004/02/11
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ハロプロ1の人気を誇ったスーパーユニット「ミニモニ。」ですが、正直二十歳を過ぎた自分には「ジャンケンぴょん! 」とか「ひなまちゅり」なんてついて行けない次元で、ミニモニの楽曲を吟味することなどほとんどありませんでした。
・そんな意識が変化し始めたのは、「CRAZY ABOUT YOU」を聴いてから。「FOR YOU〜」にミニモニ。のアーティストとしての真髄を感じました。
・ラストシングル「ラッキーチャチャチャ! 」。この曲がラストで良かった...素直にそう思える一曲。みんなこういう曲を待っていたんだよ!!
・そしてこの曲。ちょっとキーが高すぎる気もしますが、ミカの安定した声がいい支えになっていると思います。
結局、04'5月にてミニモニ。は活動を休止してしまったため、この楽曲がライブで歌われることはありませんでした。
でも埋没させるのは、惜しいほどの曲だと思います。
試しにシングルカットして、W(ダブルユー)に歌わせてみたらどうでしょう?
彼女たちにとっていいスパイスになるような気がするのですが...
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■第1位:モーニング娘。/浪漫 〜MY DEAR BOY〜(3.5)
- アーティスト: モーニング娘。,つんく,鈴木俊介,鈴木Daichi秀行
- 出版社/メーカー: アップフロントワークス(ゼティマ)
- 発売日: 2004/05/12
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イントロから、胸を躍らせ、キモチを高ぶらせてくれる。
自分の考えるモーニング娘。の理想形は「全員が楽曲に参加すること」なので、今回のように歌い手が限られているのは好ましくないのですが、それを除けば文句の付け所がありません。
娘。のファンやっててよかった!と素直にネットへ書き込む気持ちにさせてくれる...そんな楽曲*4
常にこの水準でCDをリリースすれば、非の打ち所がないのですが...
この楽曲を基準と考えてしまうと、確かに他の多くは「駄曲」以外の何物でもない気もします。
<総評>
ナンダカンダ言って、今年もハロプロの曲をよく聞いた気がします。
聴いたことすらない曲も増えましたが、逆に良曲も多く標準偏差が大きくなった感じを受けした。