アンカツマンボ

今回、自分は競馬予想をする者として幾つかのミスを犯していました。


まず1つ目。
天皇賞(春)」というレースを予想するに辺り、必要不可欠である去年の「菊花賞」のレース分析をしなかった事
今更ながら、昨年の菊を見返してみるとスズカマンボは最終コーナーで大外を回っており、力負けというレース内容ではありませんでした。このレースの覇者、デルタブルースがいない時点で完全に「菊」というレースを切ってしまった自分って一体??
それにスズカはサンデー産駒。
自分で『高速決着となれば、(距離が持ち)瞬発力のあるサンデー産駒』とか偉そうに書いておきながら、↓の3頭にしか目がいっていませんでした。


2つ目。
シルクが「雨が苦手」と知りつつ、切れなかったこと
所詮、競馬なんて「馬」という生き物が走っているわけですよ。
(歳を増すにつれて)気性が落ち着いたり、理想体重が変わることがあっても、
坂が苦手な馬は(何度走っても)坂で失速するし、左回りが苦手な馬は(どんな展開であっても)道中チグハグするし...
当然、雨が苦手な馬は(いくらどんぐりの背比べ的なレースであっても)勝てないわけです。
至極当然のことなのに、なんで自分はこの馬を▲にしたのでしょうねぇ?


3つ目。
騎手の情報を重視していなかったこと
↓の予想を書いたのは、3時20分ごろ。
ネットや、テレビで「今日はアンカツが絶好調!」という情報を得ていたのですが、レース前にアンカツがどの馬に乗るのか?とか、全然チェックしていませんでした。
頭の中のどこかに、「今年の彼はイマイチ調子が上がっていない」という考えが先行し過ぎていました。
よくよく考えると、今週の彼は故郷笠松に15年ぶりに帰ってきた愛馬オグリキャップと束の間のひと時を過ごし、「放牧」ならぬ「リフレッシュ休暇」を経て、精神的にかなり上向きだったということを忘れていました。*1


4つ目。
長距離レースなのに母父の血統を確認していなかったこと。
スズカマンボの血統は(父)サンデーサイレンス×(母父)キングマン
キングマンボは(父)Mr. Prospectorながら、産駒は長距離でも結果を残しています。
エルコンドルパサーキングカメハメハといった昨今の名馬もこの馬が父親です。
母父としても、「スタミナがありながら終いで切れる馬」を多くだしているだけに...
この見落としはやってはいけませんでしたね。