キリンチャレンジカップ2004

hikki2004-12-16



2002年W杯開催国の日本と2006年W杯開催国ドイツとの戦い。日本とドイツは古くから政治的に友好関係にある(3国同盟など)。


サッカーでも、
1.奥寺康彦がドイツに渡り、日本人初のプロサッカープレイヤーとなる。
2.リトバルスキーがJリーグに貢献する。
3.日本でのワールドカップでドイツが(あのメンバーで)決勝まで勝ち上がってくる。
4.カーンが日本贔屓
5.高原がブンデスリーガでプレイ
など、意外と接点が多い。
そういう間柄にありながら、今まで対戦が無かったというのが結構驚きである。
【日本代表メンバー】
GK:1 楢崎正剛
DF:21 加地亮、2 田中誠、25 茶野隆行、14 三都主アレサンドロ→24 西紀寛(後半38分)
MF:15 福西崇史、29 稲本潤一(Cap)→4 遠藤保仁(後半25分)、8 小笠原満男、16 藤田俊哉→17 三浦淳宏(後半25分)
FW:11 鈴木隆行→28 玉田圭司(後半0分)、20 高原直泰→27 大久保嘉人(後半25分)
対するドイツ...
【ドイツ代表メンバー】
GK:1 カーン
DF:8 オボモイエラ、4 ベアンス、17 メルテザッカー、6 シュルツ、
MF:15 エルンスト→16 エンゲルハルト(後半32分)、19 シュナイダー→18 ボロウスキー(後半28分)、13 バラック(Cap)
FW:14 アザモア、11 クローゼ、20 ポドルスキー→7 シュバインシュタイガー(後半17分)

■スタメン発表...
「これはBチームですか?」と聞き返したくなるような面々(泣...
この時点で、ディフェンス崩壊を予感...

■国歌斉唱...
赤いユニフォームのドイツはどうもしっくり来ない。オーラが感じられない。「ベルギー?」ですか、あなたたちは??
やっぱりドイツといったら↑のユニフォーム!!


■前半...
20分過ぎまでは兎に角やられ放題。バラックをドフリーにする日本DF陣。アザモアのスピードについていけない日本DF陣。クローゼに競り負ける日本DF陣...
見ていて無残><
しかし、30分過ぎやっとペースが掴みだし、いい感じに前半を終える

■後半...
予想通り!?DFが崩壊。笑いが止まりません(涙

■結果...
「0-3で日本完敗」。「完敗」というより「惨敗」に近い感じ。
実力的にJリーグとJFLぐらいの違いがある。
とりあえず、このメンバーでは「最終予選を勝ち抜けない」ということがはっきりしたと思う。


■感想...
1.バラックにやられすぎです...日本には、相手の司令塔をマンマーク(して潰す)ような守備的MF(守備の達人)がいない。例えば対戦相手が、ドイツ(バラック)イタリア(トッティ)ブラジル(ロナウジーニョ)だったりしたとき、その国の司令塔を封じることができなければ、格上のチームに勝つことなど一生できないと思う。
2.稲本にキャップはまだ早すぎたかな。それ以前に、今日は攻撃している姿をほとんど見かけなかった気がします。及第点...
3.大久保...3失点目のミスを責めるつもりはない。彼が前を向いてプレイできない時点で日本に勝ち目はないのだから...
4.「意外」といっては失礼だが、結構よかったのが右サイドバックの加地。ドイツの左サイドが案外単調だったことも手伝ってか、縦への突破がいつも以上にスムーズだったように思えた。